□行道山(441m) 「関東の高野山」とも呼ばれる浄因寺
晴 参加者11名 男子6名 女子5名
■日時 令和元年11月20日(水)
■交通:往き 浦和8:16→8:37久喜8:44→9:13館林9:23→9:23東武足利市
■コース 東武足利市9:40→(タクシー)→浄因寺10:30→寝釈迦10:40→
11:30石尊山見晴台(昼食)12:10→大岩毘沙門天13:10→浄因寺13:50→14:30行道山入口
■交通:帰り 行道山入口15:03→(バス)→東武足利市15:49→16:06館林16:07→
16:36久喜16:46→17:18浦和
■今年の夏から秋にかけてさまざまな理由によりハイキングは実施していなかったので、今回のハイキングは実に5か月ぶりとなる。目的地は足利行道山。東武足利市駅からタクシーに分乗して浄因寺の駐車場を目指すが、駐車場の手前で台風19号による道路損壊で通行止めとなっていた。仕方なくタクシーを降り、浄因寺の駐車場まで300mほどを歩く。駐車場で準備体操をやり、浄因寺の長い石段を上る。年季の入った石段の脇には、数多くの石仏が出迎えてくれる。石段を登り終えるとすぐに、その昔、葛飾北斎が「足利行道山雲のかけ橋」として描いたという、巨石の上にある眺望絶景の茶室「清心亭」と空中橋「天高橋」の真下に出る。ここにある銀杏の大木は本来であればこの時期、見事に黄色く色づいているのだが、今年は異常気象のせいか、色づきが悪いようである。
■浄因寺の眺めをしばらく楽しんだ後、再び登山道を上る。皆さん、久しぶりの山道でやや疲れ気味のようだ。やがて寝釈迦像への分かれ道に出る。少し上ると、可愛らしい寝釈迦が待っている。想像以上に小さいのに、驚く人も多いそうだ。ここからの眺めは素晴らしく、関東の山々を見ることができる。1時間足らずで石尊山見晴台に到着する。ここには行道山の頂上の標識もあり、どうやらここが行道山のようである。天気はいいが風が強いので、注意しながら昼食をとる。周りを見ると360度の絶景が広がり、遠くの山まで見通すことができる。
■昼食をとった後、大岩毘沙門天に向かう。このルートは2年前に訪れた織姫神社まで続く人気ルートだが、今回は大岩毘沙門天で折り返す計画だ。大岩毘沙門天は寺名を「最勝寺」といい、日本最古の毘沙門天であり、「京都の鞍馬山」「奈良の信貴山」に並ぶ日本三毘沙門天の一つとされている。ここで少しの休憩を取り、浄因寺まで引き返す。帰路は行道山の巻き道を使うことにする。日陰で暗く、狭い巻き道だが、上り下りも少なく、約30分で浄因寺まで戻ることができた。浄因寺からバス停までも約30分。午後はこれ1本というバスにゆっくり間に合うことができ、東武足利市駅までバスで戻る。