2019年 新年ご挨拶
東浦和校協議会
15期校友会
会長 山本 吉明
「感謝と協力」が秘訣
新年明けましておめでとうございます。
昨年は、大型台風襲来による悲惨な被害、スポーツ界での様々なトラブル等、まさに「災」の一年だった感があります。
今年は、新元号元年になりますが、平和で安心して楽しく過ごせる年になるよう期待するところです。
私たちは、校友会に加盟して4年目、完全自主運営になって3年目になります。
これまで、皆さんのご理解とご協力により、滞りなく運営することができ、深く感謝を申し上げます。
縁あって「15期」の下に集う私たちが、これからも末永く「絆」を紡いでいくためには、班長など役割を担った方への「感謝と協力」が、今迄以上に必要だと思っています。
校友会活動で様々な経験をされてきた「先輩期の方たち」からも、同様のアドバイスを頂いています。
年を経る毎に、ご本人の体力衰えや家庭事情の変化等々、活動環境は年々厳しくなる中で務め、責任を担っていらっしゃいます。
先日、当期のある女性会員の方から「役員の方が苦労されて企画した行事なので、まず参加することが恩返しだと思っている」と聞きました。
本当にうれしかったです。
是非とも、このような思いを共有しながら、楽しい1年にしていきましょう。
東浦和校 第15期校友会
副会長 野口 利雄
シニア15期の皆さんとのお付き合いも大学から3年になります、初心を顧みてその結果は決して十分とは思えません。
多くの地域活動に参画し、新たな触れ合いを求めシニア大学に入学しました、これからも自身の活動を通しその輪を広げて行きたいと思います。
今年は天皇が退位の意を表しこれにより新しい年号が決まる、歴史的な節目になります、政府が進める働き方改革ではありませんが、これも時代の流れを感じます。
一部では景況感が良いと言われていますが、私的には何ら感じません、私個人の問題でしょうか、経済の仕組みに変調を感じます。
2020年に東京オリンピックが開催されますが、前回の1964年(昭和39年)のオリンピックは私に取って記憶に残る大会です、この年に私達夫婦は結婚しました、時代は変革の時代で社会インフラが整備され世の中が豊かさを感じていたと記憶しています、個人的にも仕事通し海外出張を経験しましたが、当時企業では珍しく出発時に羽田空港で見送りを受けた覚えが有ります、(現在では考えられない)前回大会から54年経過し、2020年開催に向けて新たにオリンピック用施設に膨大な資金を投入し建設しようとしています、IOC会長は経費の軽減を求めているようですが、結果としてオリンピック遺産として残ります、これが良い方向に残る事を期待します。
これからも皆さんと楽しい時間を共有したいと思います。(2018.03)
東浦和校 第15期校友会
会長 山本 吉明
新年を迎えて
明けましておめでとうございます。
皆さまにおかれましては、清々しい新年を迎えられたこととお慶び申し上げます。
さて、私たちの周りでは、老老介護や独居世帯の増加、認知症患者の急増等、社会問題が山積する中で、ご家族などの身近な方や友人に、大病を患われたり入院されている方が多くなっているのではないでしょうか。健康のありがたさが分かるのは病人だけ。と云われていますが、校友会に参加・活動できる幸せを心に抱き、少しでも長く健康で元気に過ごせるようになりたいものです。
また、昔から「百病は気から起こる」と云い伝えられております。校友会でのたわいない会話、笑顔が溢れる行事への参加、クラブ活動による達成感の享受等は、健康な精神を養う絶好の機会だと思います。昨年は、校友会集会を1回/月開催に変更したり、クラブを新設して、学友相互の親睦が深められるように機会を増やしてきました。
今年度は、皆さんから提出して頂いた「行事企画案」を具現化して、より楽しく充実した行事を実現していきたいと思っています。
また、少子化・超高齢化社会を背景に、共助活動やボランティア活動への参加が、私たちに求められております。自分や家族が健康であることへの感謝の気持ちを表すためにも なにか「人のために」第一歩を踏み出してみませんか。学友の中には、すでに積極的に活動されている方が大勢いらっしゃいます。15期としても、無理のない長~く出来ることから、チャレンジしたいと思っています。いずれにしても、役員会や理事会でしっかりと討議して、皆さんに提案していきます。
学友との出会いに感謝すると共に、その出会いを活かしていくことが、一人一人の役割だと思います。そのお手伝い役となれるよう本年も頑張りますので、ご支援ご協力をよろしくお願いいたします。(2018.01)
東浦和校 第15期校友会
会計部長 深石 俊治
大学院から東浦和校友会員になり何となく役員になってしまいましたが、何とか皆様に付いていければいいなと思っている次第です。
今回巻頭言を書くにあたり悩んだすえ、現在までかかわってきた見沼田んぼ龍の森の保全に関わった内容についてお話したいと思います。
その前に少し見沼田んぼの歴史に触れたいと思います。
江戸時代初期、中期は田んぼ用の溜池、後期は、東西に用水を造り中の低地を田んぼに開発されていました。
明治、大正、戦中戦後食糧増産のため田畑になって整然としておりました。しかし、高度成長期には田んぼが埋められ畑、宅地、にと開発され緑地徐々に消滅して来たので見沼田んぼ全体を保全し緑を後世に残すため県で開発をストップさせて現在の見沼田んぼが出来上がりました。
現在はこの緑を守るために見沼田んぼクラブを始め色々な民間団体(NPO法人等)及びみどりのトラスト協会(県)で取り組んでいます。
私は、現在NPO法人エコ・エコで農家の放棄地(田畑)で荒れかけた場所を借りて、湿地は湿地として、斜面林は斜面林として、存続できるように手を加え環境を整えたる仕事しています。このことにより多種多様な植物・動物が集まり徐々に自然が復活してきています。
今大事なことは次世代にどう引き継ぐかです。それで小学生のチャレンジスクールにて「自然と仲良く」のフレーズで緑について教えています。
シニアユニバーシティ東浦和校校友会も多種多様です。
クラブ活動、班別活動、校友会全体での活動、それぞれ役割があると思いますので、私も出来るだけ偏らず活動に参加して、残り少ない人生を闊歩したいと思います。
東浦和校 第15期校友会
企画部長 千葉 邦雄
私たちはシニアユニバーシティの入学式、卒業式でご来賓からその都度祝辞を頂きました。必ず出る言葉が「平均寿命、健康寿命」です。とりわけ健康寿命を力説したように思います。
健康寿命とはご承知のとおりWHOが2000年にこの概念を提唱しましたように「健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間」と定義づけられております。
つまり平均寿命から日常的・継続的な医療・介護に依存して生きる期間を除いた期間が健康寿命になります。
2013年厚生労働省調査によれば
男性
平均寿命 80.21
健康寿命 71.19
女性
平均寿命 86.61
健康寿命 74.21
です。
数字を見て女性が男性よりも他人の世話にならずに長命を維持していることがうかがえます。
高齢者(シニア)の対語が青春(ユース)です。
戦後の日本を統治したマッカーサー元帥、経営の神様と言われた松下幸之助が「座右の銘」としたサムエル・ウルマンの詩「Youth(青春)」に次のような一節があります。
青春とは心の若さである
歳を重ねただけで人は老いない
夢を失ったときはじめて老いる
清水学長(さいたま市長)から平成29年3月29日「市民会館おおみや」での卒業式で「Gold Be Ambitios!」の祝辞を頂きました。
また15期校友会のクラブに「PP史跡めぐり」があります。「PP」を冠したことについてクラブ代表から詳しい説明がありました。
いずれの言葉にも納得して「ガッテン、ガッテン」でした。いつも「心の若さ」は持ち続けたいものです。
校友会活動に積極的に参加してこれを楽しみ、健康長寿で2020年7月開催の東京オリンピックを迎えたいと思います。よろしくお願いいたします。(2017.09)
東浦和校 第15期校友会
総務部長 鳩 秀成
4年半前に会社を辞めた時、私はうれしくて仕方がありませんでした。
団塊の世代ど真ん中で、地方とは言え都会に生まれた私は物心ついた時からずっと競争の中に居ました。小学生の時でさえ、勉強はもちろん体育でも図工の時間でも、給食の時間さえも競わされていたような気がします。
社会人になっても会社には同期生が沢山いていつも比べられ、求められるがままに能力以上の仕事を抱えて右往左往していました。飲めない酒に潰れても翌朝の始業には間に合わせる小心さで何とか乗り越えてきました。
そして待ちに待った卒業の日が来ました。
顧客との約束を忘れて叱責される恐怖も、遅刻で大事な会議に遅れる恐怖も、予算未達で賞与に差が出る恐怖も、すべて明日からは無縁だと思えた時の解放感は少し表現が大げさですが、人生で初めて味わった清々しさでした。
その後の私は遊び呆けています。会社を辞めた翌週からスイミングスクールに入りました。携帯をスマホに変えて音楽と映像を楽しみ、友人や家族と情報交換をします。大好きなラグビーとサッカーの試合を堪能し、たまにはコンサートにも行きます。会社のOB達とのウォーキングやハイキングに時々参加し山登りにも挑戦します。そしてもっと楽しみたいと欲を出して、シニアユニバーシティに入学しました。そこでの講座は期待通りではありませんでしたが、それを上回る楽しさが与えられました。色々な行事やクラブを通じて沢山の魅力的な方にお会いできました。少しは皆様のお役に立ちたいと思い、今回大役の総務を担当することになりました。相変わらず出来ないことが多くて期待にお応えできないのですが、どうかこれからも宜しくお付き合いください。(2017.07)
東浦和校 第15期校友会
会長 山本 吉明
シニア大学に入学した動機は、二つありました。一つは「限りある人生だから、思いっきり楽しく過ごしたい」です。これまでも、この精神で生きてきましたが、退職を機にもっと幅広く楽しみたいとの思いでありました。もう一つは「地域に何らかの貢献をしたい」であります。サラリーマン時代は、地域との交流や参加はすべて妻任せであり、私は皆無でありました。しかし、この地域で40年以上を暮らし育った家族は、地域の皆さんに助けられ・支えられて今日がある訳で、それらに少しでも恩返しをしたいとの思いがありました。この動機は、大なり小なり皆さんも同様ではないかと思います。
縁あって、第15期校友会の「仲間」になった訳ですから、この出会いを大切に、入学時の動機や想いを実現すべく、思いっきりエンジョイしていきましょう。
今年度から、会長という大役を仰せつかりましたが、すべてが自主運営であることから、その責任の重さをひしひしと感じているところであります。
しかし、皆さんの意向を反映した「楽しい事業(行事)や、魅力ある運営」を自ら企てられる良さもあります。
その良さを大いに発揮しながら、次の2点を念頭に活動を進めていきたいと思っています。
①班活動の活発化
班によっては、定期的に行事等を催しているところもありますが、そうでな
い班もあるようです。この出会いを大切に、より親睦を深めるため、新設の企
画担当は様々なアイデアや行事を班員の皆さまに提案してもらいたいのです。
また広報担当は自班の活動状況を内外に情報発信をしたり他班の活動情報を収
集して活かしてもらいたいのです。
②クラブ活動の拡大化
東浦和校の先輩たちのクラブ活動を覗いてみると、多種多様な活動をされています。
例えば、スポーツ吹き矢(3期)、太極拳(4期)、麻雀(4期他)、コーラス(5期他)、ボランティア(6期)、フラダンス(7期他)、囲碁(7期)、ボーリング(10期他)、写真(11期他)、絵手紙(11期)、ウクレレ(11期)、ローカル線を楽しむ会(12期)、絵本(14期)、手話(14期)等々です。
たとえ未経験であっても、興味と意欲がある方は高く手を挙げてみて下さい。また、お近くの役員にも相談してみて下さい。
以上、皆さんのご理解と参画によって「会員による会員のための校友会活動」を目指していきたいと思いますので、引き続き、ご支援ご協力を切にお願いいたします。 (2017.05)