□柏木山 飯能駅の西側にそびえる山。「タカドッケ」とも呼ばれる。 晴 参加者6名
■日時 2023年3月15日(水) ■集合:南浦和駅
■コース 飯能駅⇒永田会館→茜台自然広場→柏木山(昼食) →茜台自然広場
→ドレミファ橋→永田大杉⇒飯能駅
■ようやく春めいてきて、昨日は都内でサクラの開花宣言があった。今回の目的地は飯能にある柏木山。登山道や頂上には愛好家によるさまざまな趣向が施されているということで楽しみである。飯能駅からバスで10分ほどの永田会館バス停で降り、さらに10分余り歩くと登山道へ。すぐに茜台自然広場という少し開けたスペースに出る。ここから本格的に歩き始めるが、回りはうっそうとした雑木林で雰囲気がある。この山にはニホンカモシカが生息しているという予備知識をネットで確認していたが、「何か動物がいる!」という声がしたので、山側を見ると何と本物のニホンカモシカがじっとこちらを見ているではないか。逃げることもなく、しばらくの間、お互い見つめ合いが続いた。
■カモシカとのご対面のあと、しばらくは上り下りの山道が続く。途中、階段の道もあり、標高300mの低山と侮るなかれ、けっこう山深く、登りがいのある山だった。富士見の丘では残念ながら富士山を見ることはできず、分岐を「シダの道」に進む。ここは名前の通り道の両側にシダが生い茂り、シダのトンネルを進んでいるかのようだ。さらにその先の階段を上ると巨岩や穴の開いた大きな木があり、どうやらここがカモシカ神社というところらしい。さらに急坂を上ると「男坂」「女坂」の分かれ道があり、我々は迷わず女道を進む。
■やがて少し先の小高い場所から賑やかな声が聞こえ、ようやく柏木山の頂上に着く。頂上広場は大勢の登山者で賑わっていて、座る場所もなかったが、すぐに団体が移動してくれて、我々もゆっくりと昼食をとる。頂上をはじめ、この山にはさまざまな手作りのオブジェがあると聞いていたが、残念ながら自治体が許可したもの以外は撤去されたということで、2.3個を除いてほとんど見ることはできなかった。残念!
■帰りのルートは本来は龍崖山を経由する予定だったが、変更して登ってきた道を茜台自然広場へ下りることにした。ここからさらに入間川にある吾妻峡の「ドレミファ橋」を渡って、それぞれ飯能名物「四里餅」を購入し、もよりの永田大杉バス停から飯能駅に戻り、帰路につく。