□枡形山 バラ園や民家園など見どころ豊富な緑地をゆったりと歩く 晴 参加者6名
■日時 2023年10月25日(水) ■集合:南浦和駅
■コース 向ケ丘遊園駅→生田緑地バラ苑→日本民家園→枡形山(昼食) →向ケ丘遊園駅
■当初は今月のハイキングは18日の予定だったが、生田バラ苑が19日からの開苑だったので1週間ずらして25日に実施した。武蔵野線・南武線・小田急線と乗り継いで向ヶ丘遊園駅へ。駅から川沿いの遊歩道を歩き、バラ園入口へ。遊歩道の両脇にも地元の方が植栽したであろう多くのバラが楽しませてくれた。10時の開苑までの少しの時間で身支度を整え、ゆるやかな登りと階段を登りバラ園へ。残念ながら職員の方の説明の通り、今年の酷暑の影響もあり2~3部咲きの状態だった。それでも苑内のバラを30分ほど楽しんだ。
■バラ苑を抜けて日本民家園へ。ここは日本全国各地の民家25軒を移築、復元して昭和42年に開園した古民家の野外博物館である。古民家を見学するだけで1時間半以上もかかる広大な敷地で、何軒かは建物内の囲炉裏に火がついていて、さまざまな暮らしの説明が行われていた。
■民家園を1時間ほどかけて見学し、小高いところにある枡形山へ進む。標高はわずか84mにすぎないが、山容は升の形に見えるほど急な崖に囲まれており、かつては源頼朝の重臣・稲毛三郎重成が枡形城を築いたとされる。大きな広場と立派な展望台があり、展望を楽しんだ後、広場で昼食をとる。
■昼食の後、やや急な下りを降りる途中に戸隠不動尊跡地がある。緑豊かな生田緑地の片隅に残る石柱はどこか異国の遺跡のよう。本堂は昭和五年建立とのことで、歴史が深い訳ではないが往時は多くの参詣者が訪れたという。平成五年に焼失してからは、この不思議な石柱のみが立っている。この後、専修大の通学路を通って、向ヶ丘遊園駅に戻る。