■警視庁本部見学会
10月27日(金)に、東京霞が関にある警視庁本部見学会を行いました。
32名の15期校友会メンバーが参加し、外観だけはテレビなどで見ることがある警視庁の建物の中に入りました。
「ふれあい広場警視庁教室」では警視庁の人々の仕事内容をビデオで見て、その途中で出たクイズに各自がタブレットで正解を答えるゲームをしました。
「警察参考室」では、過去の大事件の資料や歴代の制服展示などたくさんの貴重な資料を見学しました。その部屋には本物の白バイが展示されていて、それにまたがって記念撮影も皆でしました。
「通信指令室」では、110番にかかってくる実際の電話を処理する多数の係官の姿を目の当たりにしました。
1時間15分の短い時間でしたが、テレビドラマでしか見ない警視庁の内部をほんの少しだけ見せていただきました。(鳩記)
■連合会主催「第2回伝統芸能公演会」が開催される
令和5年10月10日(火)、埼玉会館大ホールにおいて、大好評だった昨年に引き続き、連合会主催による「第2回日本伝統芸能公演会」が開催されました。
会場は2階席まで大勢のお客様で埋まり、13時30分から連合会・太田会長のご挨拶に続いて、日本伝統芸能集団・喜楽座による津軽三味線の演奏で幕を開けました。
津軽三味線に加え、琴、和太鼓、エレクトーンなど、さまざまな楽器演奏と共に、「津軽じょんがら節」など、歌や踊りをまじえて日本の伝統的な芸能が演じられました。また、今回はおもだか秋子さんという演歌歌手も参加されて、大いに花を添えていました。
休憩を入れて約2時間の舞台はあっという間に過ぎ、最後はアンコールに応えて「よさこいソーラン」が演じられ、大漁旗も振られ、会場全体が大きな渦に巻き込まれました。また、小さな演者(団員の子供さん?)も舞台に登場し、暖かな雰囲気で終了しました。
■自然講座「見沼田んぼとSDGs」を開催しました
令和5年9月22日(金)、プラザイースト映像シアターにて「見沼田んぼとSDGs」と題して、NPO法人エコ・エコ代表理事 加倉井憲一氏による自然講座を開催しました。
スライドを用いながらの講義は、まず、見沼田んぼとは歴史的にみてどういう所で、現在どういう状況にあるかの説明がありました。そして、貴重な見沼田んぼの環境を維持・保全するために、NPO法人エコ・エコがどのような活動を行っているかを丁寧に説明していただきました。また、見沼田んぼには絶滅危惧種の草花や生き物も数多く生息しているとのことで、私たちが当たり前に接している見沼田んぼが実は貴重な場所であることを改めて認識しました。
減少している斜面林の調査など、これまで知らなかった自然保護活動を地道に続けられているNPO法人エコ・エコの活動を、私たちも応援していきたいと思います。
■健康講座「認知症予防とコグニサイズ」を開催しました
令和5年8月18日(金)、プラザイースト映像シアターにて「認知症予防とコグニサイズ」と題して、介護老人保健施設「きんもくせい」作業療法士 天野智美氏その他による健康講座を開催しました。
スライドを用いながらの講義は、まず、認知症の定義と予防方法の説明があり、認知症の予防には「からだ作り」「あたま作り」「なかま作り」の3つの生活習慣が大切であるとの紹介がありました。「食事」では、バランスのいい食事と適度な水分摂取、「運動」では1日30分程度の有酸素運動、「脳の活性化」では、コミュニケーションと知的活動が重要で、それとともにフレイルの早期発見が認知症の予防につながるとの話がありました。
休憩をはさんで、運動をしながら頭を働かせる「コグニサイズ」の実践を全員で行いました。順番に数を声に出しながら、「3」の倍数の人は声を出さずに手をたたくなど、なかなか難しい課題を全員で楽しみながら行いました。
認知症の人を周りで見かけたり、自分自身が認知症にならないかという不安がある人もいるかと思いますが、今日の講義にあるように「認知症は不便だけれど不幸ではない」「自分は周りがやさしく見守る信頼できる地域に暮らしている」という意識をもち、前向きに生活していければと思います。
■健康講座「感染症に負けない食生活の提案」を開催しました
令和5年7月21日(金)、プラザイースト映像シアターにて「感染症に負けない食生活の提案」と題して、野菜ソムリエ・重田健一氏による健康講座を開催しました。
重田氏は都内百貨店勤務後、調理師専門学校に通学し、料理の基本、栄養学等の専門知識を学んだ中でビタミン、ミネラル等が豊富な野菜、果物が健康生活に欠かせない食材であることから、「野菜ソムリエプロ」として「野菜、果物と健康生活」について地域の皆様に貢献できる事を目標に活動中の方で、保有資格は調理師免許、野菜ソムリエプロ、健康管理士上級指導員など多数。
講義はまず野菜と果物の違いから野菜、果物摂取量ベスト3など、関心の高い内容から始まり、最近の新型コロナなどの感染症に負けないために、どのような食生活をおくればいいか、手慣れたスライドを駆使しながら分かりやすくお話しいただきました。
どうしても偏りがちな我々の食生活を人生100年時代に向けてどのように見直していくべきか、示唆に富んだ内容でした。
■第47回浦和おどりに参加しました!
令和5年7月16日(日)、連日、熱中症アラートが出続ける中、さいたま市の夏祭りのひとつ、浦和おどりが4年ぶりに開催されました。気温30度の猛暑のため予定されていた小中学校生による音楽パレードは残念ながら中止となりましたが、やや涼しくなった17時半から浦和おどりは実施されました。
シニアユニバーシティからは東浦和校と北浦和校が参加しました。東浦和校は2番目という早めのスタート。清水会長の景気づけの挨拶のあと、揃いの赤い法被に身を包んで踊りが始まります。
夕方ということもあり、以前のようにジリジリとした炎天下での踊りとは違って、ややすごしやすい空気のなか、整然とした踊りが約40分ほど続きました。途中、本部前では例年のように清水市長が我々の先頭に立って踊っていただきました。
4年ぶりの開催ということもあり、コロナ禍が一応落ち着いた状況で、暑い時期にもかかわらず、多くの人々で賑わっていました。
踊りのあと、打ち上げを浦和駅近くの四川料理店・王龍で行いました。暑い中での踊りのあとの冷たいビールは格別!美味しい中華料理を味わいながら、約2時間の楽しい懇親の場をすごしました。
参加された皆さん、サポートの皆さん、どうもお疲れさまでした。
■歌唱の会「歌おう!美しい歌・懐かしい歌」を
開催しました!
令和5年6月16日(金)、プラザイースト映像シアターにおいて歌唱の会「歌おう!美しい歌・懐かしい歌」と題して、ピアノ伴奏で童謡・唱歌・青春歌謡などを、みんなで歌いました。
講師と歌唱指導は高橋恵子氏。
まずは「四季の美しさ」として、春夏秋冬の代表的な歌を合唱しました。次に花鳥風月・山紫水明を歌った歌をピアノに合わせて全員で歌いました。
そして、残った時間いっぱいまでリクエストタイムとして、会員からのリクエストで懐かしい歌を歌いました。
まだマスク越しの合唱でしたが、コロナ禍でここ数年は大きな声で歌う機会がなかったので、みなさん、久しぶりに声を出しての合唱は楽しそうでした。
■文芸講座「川柳を楽しむ会」を開催しました!
令和5年5月19日(金)、プラザイースト映像シアターにおいて講師に石川柳翁氏をお招きして、川柳に関して講話をいただきました。石川氏は毎日新聞埼玉版で「川柳」の選者を務めておられる方です。
講話の内容としては、川柳と俳句の違い、川柳の歴史など、幅広い内容を分かりやすく解説していただきました。
講話の後半では、川柳初心者の私たちも「私の家族」のお題で作句にチャレンジし、その中から戸塚芳長氏に優秀句を選定していただきました。
数多くの川柳が提出され、優秀句を選ぶのも苦心されている様子でしたが、入賞?された句は以下の通りです。
天 知りたいの あなたの住所 広い天(そら) 香花
地 父母の年 遥かに超えて 道いずこ MN
人 お金かけ 大学出して かぐや姫 ワンコ
客1 親孝行 自分はせずに 子に期待 ヒデ
客2 アメリカより 遠い住まいの 息子達 チエ
客3 父の日は 何ごともなく すぎていく ヒデ
客4 仏壇の 母の笑顔に あいさつし ごんだ
客5 ボケの花 我ら夫婦で さきほこる 中村千代子
入選 それよあれ いつもの会話 あれそれと 香花
孫の目が ママに内緒の リンゴジュース のりこ
孫来たる カレープラスの 夕ご飯 梶谷
スーパーに 主人と行くと 赤字なり 美代子
倖せは ホットコーヒーの 朝にある 寺田
仲いいネ 会話ないもの けんかがない 中村千代子
孫くるや 喜々と春めく 里の家 高橋
息子から 待ち受け画面 翔平へ 斎藤月子
娘くる 早めの掃除 迎い入れ 寺田
メシ出来た 一度でいいから 言われたい 中村千代子
孫はこぬ 会いたいばばは うらみ節 孝子
運動会 マスクで分からず 他人撮る みきお
好きだった あの情熱は どこ行った ストライク
別寝して 夜のトイレで 鉢合わせ 渡部淳子
手をつなぐ 昔恋人 今かいご のりこ
■2023年度定期総会を開催しました!
令和5年4月21日(金)、プラザイースト映像シアターにおいて2023年度定期総会を開催しました。
会則に従って山本会長が議長となり、以下の議題について説明が行われ、一括して質疑応答となりました。
①2022年度活動報告
②2022年度決算報告と監査報告
③2023年度行事計画(案)
④2023年度収支予算(案)
⑤2023年度役員体制
⑥その他
この中で、2023年度の会員数が51名であることが報告されました。
また、役員会にお茶を提供することが提案・了承されましたが、その他には異議はなく、役員体制も2022年度と同様とすることですべての議題について全員一致で決議されました。
■15期主催「春をいざなう スプリングコンサート」を開催しました!
令和5年3月23日(木)、埼玉会館小ホールにおいて、15機が主催する「春をいざなうスプリングコンサート」を開催しました。
当日はあいにく小雨模様でしたが、会場には13時30分開場の予定にもかかわらずお昼過ぎから多くの方が列を作られたため、予定時刻をかなり早めて入場していただくことになりました。会場はすぐに満席状態となり、500名近くの席はほとんど埋め尽くされました。
いつものようにあでやかな着物姿の関口秀子さんの司会で始まり、山本会長の主催者挨拶のあと、出演者の4名の方々が舞台に登場してコンサートの開幕です。今回はテノール・澤﨑氏、ヴァイオリン・高瀬氏、ハープ・石崎氏、それにピアノ・大園氏の編成で、テノールの澤﨑氏のマイクなしで会場を包み込む声量には圧倒されていました。特に皆さんの興味を引いていたのは、間近ではあまり見たことのないハープでした。
プログラムはオペラの曲が中心でしたが、日本の曲や映画音楽も組み込まれていて、あっという間の2時間でした。終了後のアンコールの拍手も鳴りやまず、最後まで皆さん楽しんでいました。会場の準備やお客様の誘導、後片づけまでご協力いただいた15期の皆さん、お疲れさまでした。
■2022年度納会を開催しました!
令和5年3月17日(金)、プラザイースト多目的ルームにおいて2022年度納会を開催しました。
まず、山本会長から今年度無事に15期校友会の行事を行うことができたことについて、会員の協力に謝辞の表明がありました。
次に、上松市子さんによるパワフルで笑いにあふれた漫談に部屋は大いに笑いに包まれました。また、われわれの年代にはとても懐かしい昭和歌謡曲を全員で歌うコーナーもありで2時間という時間もあっという間でした。
上松さんは浦和氏(現さいたま市)の中学校(家庭科)教師を経て、現在①歌手活動 ②カラオケ教室の先生 ③社会法人「尚和園」で書道の先生 ⑤放課後児童クラブの指導員など、各方面でご活躍中。また、福島県会津出身ということもあり、「福島県”あったかふくしま”観光交流大使」を委嘱され、福島のPR活動にも力を注がれています。歌は教師退職後、平成8年に「日本大衆音楽祭ゴールド部門歌唱賞」を受賞。平成17年には自らのCD,テープを発売。各方面での講演活動も精力的に行われています。上松さんからは会津の名酒で世界的なワイン品評会で「世界一」となった「奥の松」を差し入れていただきました。
そのあと、納会恒例のビンゴゲームとあみだくじが行われ、「奥の松」はビンゴゲームの景品となり、ラッキーな方が真っ先にお持ち帰りいただきました。こうして。和気あいあいとした2022年度納会を終了しました。
■校友会連合会文化祭
第30回芸能発表会が開催されました
令和5年3月5日(日)、埼玉会館小ホールにおいて校友会連合会文化祭の第30回芸能発表会が開催されました。コロナ禍により実に3年ぶりの開催となります。10時から開会式が行われ、連合会太田会長の主催者あいさつのあと、清水さいたま市長、三神さいたま市議会副議長、桑原事務局長の3名の来賓の方々のご挨拶をいただいて開会式は終了しました。
開会式のあと、昨年6月にさいたま市シニアユニバーシティ名誉会長に就任いただいた清水さいたま市長の基調講演があり、さいたま市の現状と将来、われわれシニア世代に期待することなど、約30分にわたり、スライドを使った講話がありました。
そして、11時からいよいよ各校各期からの出し物が発表され、それぞれ趣向を凝らした演目が展開されました。今回は各校から14演目が発表されましたが、コーラスあり、ダンスあり、詩吟ありと実に多彩でした。
15期からは全体の9番目に「○○三味線による演奏会」ということで、プログラムではスコップということを伏せていましたが、壇上で全員がスコップを取り出し、会場の関心を引き付けていました。スコップ三味線による演奏は「千恵っこよされ」と「真っ赤な太陽」の2曲です。演奏したのは15期の精鋭10名で、数か月の練習の成果を生かした息の合った演奏でした。「千恵っこよされ」はオレンジの法被を着ての演奏を、そして「真っ赤な太陽」では法被を脱いで黒のTシャツでの演奏でした。サビの部分では靴の裏と背中にコロナ終息を願ったメッセージを貼り付けての趣向を凝らした演出でした。
芸能発表会は午後14時30分頃に終了し、そのあと、キャロル山崎&Jazzトリオによるプロのジャズバンドの歌と演奏を楽しみました。一流のメンバーによる本物のジャズは会場を圧倒的な雰囲気で包み込み、まるでブルーノートでバーボンを楽しみながらジャズを聴いているかのような錯覚を与えてくれました。
そして、最後は会場全員で「見上げてごらん夜の星を」を合唱し、無事に芸能発表会を終了しました。
開会式・基調講演
15期スコップ三味線「千恵っこよされ」
15期スコップ三味線「真っ赤な太陽」
キャロル山崎&Jazzトリオ
■校友会連合会文化祭
第31回作品展が開催されました
令和5年3月3日(金)から6日(月)の4日間、埼玉会館第一・二展示室において校友会連合会文化祭の第31回作品展が開催されました。
会場には各校から計165点の作品が展示され、なかでも東浦和校からは64点の出展がありました。展示作品は書・絵画・写真・手工芸など多岐にわたり、それぞれの力作が会場いっぱいに展示され、見る人の目を楽しませていました。
第15期校友会からは、絵画に関口秀子さんの「ひまわり」「クリスマスローズ」、書に同じく関口秀子さんの「奥の細道」、手工芸に手塚さんの「ぶどう」、写真に山本さんの「北アルプス全貌」「特別天然記念物『雷鳥』」、千葉さんの「紅葉満開」「竹林の輝き」、釜の「静寂の時」「秋燃ゆる」「南無…」の出展がありました。
絵画:関口秀子さん作品
左:「クリスマスローズ」 右:「ひまわり」
書:関口秀子さん作品「奥の細道」
手工芸:手塚さん作品「ぶどう」
写真:千葉さん作品
左:「竹林の輝き」 右:「紅葉満開」
写真:山本さん作品
左:「特別天然記念物『雷鳥』」 右:「北アルプス全貌」
写真:釜作品
左:「南無…」 中:「秋燃ゆる」 右:「静寂の時」
■高齢期を元気に過ごすには!
2月17日(金)、プラザイースト映像シアターにて健康生きがいづくりアドバイザー岩瀬昇一氏により、「高齢期を元気に過ごすには!」と題する講演が行われました。
岩瀬氏は彩の国生きがい講師団・彩講会の代表で、82歳とは思えない若さで各地で特に高齢者向けの講演を行っています。
講演は時にユーモアを交えた楽しいもので、これからの高齢者に必要な「健康」を維持するために必要な知識や心構えなどを面白おかしく説明していただきました。
特に最後の「高齢者は妻の考えに夫が従うのが夫婦円満の秘訣かもしれない?」という言葉には、多くの人がうなずいていたようです。
私たちも、さらに前向きな明るい姿勢をもって、いつまでも元気に過ごしたいものです。
■シニアヨガの実践(パートⅣ)
今回で4回目となるシニアヨガの実践講習が、2023年1月20日(金)にプラザイースト多目的ルームにて開催されました。
講師はいつものようにロッティさんですが、今回はアシスタントにハルエさんも加わりました。
シニア世代の私たちにも無理がないように、基本的に椅子に座ってのヨガで、体に優しく、なおかつ普段使っていない体の部位をストレッチするヨガを丁寧に指導していただきました。
・呼吸のチェック
・首のストレッチ
・手、指のストレッチ
・足、指のストレッチ
・腕のストレッチ
・体側のストレッチ(背骨を5方向に動かす)
・リンパのマッサージ
・顔、口のマッサージ
手のストレッチでは、左右の手でジャンケンをし、常に右手が勝つように動かすといった動きもあり、なごやかで楽しいヨガの講習でした。
■浦和競馬見学会(第2回)
参加希望の方が多かったために二回に分けて実施した「浦和競馬見学会」の第二回目が、年末の12月23日(金)に行われました。
今回の参加者は18名で、競馬組合の総務の有村さんが出迎えていただき、会議室で「浦和競馬場の歴史」「馬券の種類」「馬券の買い方」などを丁寧に解説していただきました。
その後、パドックで実際の競走馬を見て馬の仕上がりを確認し、競馬新聞を丹念に読み込んで各自それぞれに馬を予想して馬券を購入。用意していただいた部屋はお金を出せばだれもが利用できるものではなく、馬主さんや特別な招待客しか利用できないすてきな部屋でした。
競馬場を初めて経験される方も多く、にぎやかな見学会となりました。
■映画鑑賞「1949年作品:第三の男」
12月16日(金)、プラザイースト映像シアターにて「第三の男」の映画鑑賞会を実施しました。この映画は有名ですが、見たことのある方は案外少ないのですが、観覧車のシーンやオーソンウェルズのアップなど、印象に残る写真を一度は目にした方は多いと思われます。また、この映画の全体を通して流れるアントンカラス作曲のチターのメロディは、きっとどなたも耳にしたことがあるでしょう。
映画は、第二次大戦後のウィーンで親友のハリー・ライムの招きでこの街を訪れた作家のマーチンは、到着早々、ハリーが死亡したことを知らされる。ハリーの死には三人の男が立ち会っていたと言うのだが、その三番目の男の正体を追って、マーチンは独自の調査を開始するという内容。陰影や構図を凝らしたサスペンス・スリラーは見る人を引き込まずにはいられません。
■健康講座「長寿の秘訣はフレイル予防から」
11月18日(金)、NPO法人ときめきライフ埼玉理事長・磯竹栄氏による「長寿の秘訣は!フレイル予防から」と題する講座が開催されました。
フレイルとは加齢とともに心身の活力が低下し、生活機能が障害される心身の脆弱性が出現した状態をいう。まず、われわれ高齢者を取り巻く環境がどのようなものか説明があり、要介護になる一歩手前の状態であるフレイルにならないためには日頃から何を行えばいいか説明がありました。
まず、フレイル予防のために自分の現状を知ると共に、フレイル予防のための3つのポイントを確認する必要があります。
1.日ごろの運動
2.バランスの良い食事
3.外出を含めた社会参加
本日配布されたレジュメには現状を知るためのテスチとチェック、軽体操のやり方が紹介されています。自宅で実践することをお勧めします。
最後に、フレイル予防のための取り組みは、無理なく、頑張りすぎないことが大切とのお話がありました。
■日本伝統芸能公演会が開催される
10月13日(木)、埼玉会館大ホールにおいて、連合会としては初のイベントとなる「日本伝統芸能公演会」が開催されました。大ホールがほぼ満席となる約1千名のお客様が詰めかけ、開場前には長い列ができました。
出演したのは日本伝統芸能集団「喜楽座」で、喜楽座は津軽三味線井坂流家元・井坂斗絲幸氏に師事し、津軽三味線・和太鼓・舞踊・歌・お箏など日本伝統芸能を総合的に演じる芸能集団です。国内外での公演やテレビ出演などを通じ、その熱気とパワー溢れる感動のステージが好評を博しています。
今回の公演も23名の演者が迫力のある演奏と歌で会場を圧倒し、津軽三味線による津軽民謡のみでなく、沖縄エイサーや和太鼓の共演など、見どころ、聴きどころ満載の2時間でした。
■講演「さいたま市災害危機管理」
9月16日(金)、浦和防災アドバイザーで防災士の和田航一氏による「さいたま市災害危機管理」と題する講演が行われました。
講演内容は①過去の大震災被災概要と教訓、②危機管理と被害想定、③避難所の実態、④避難所運営計画の4つの項目について、順次、スライドを使って分かりやすく説明がありました。
特に、我々にとって身近な浦和区・緑区・南区にターゲットを絞った説明は、より理解しやすい内容でした。
また、常に意識しておくこととして次の5項目をあげられ、あらためて災害危機管理について日頃の心構えが必要と感じました。
1.最悪を想定し、対策を立てる。
2.慎重に計画・準備・訓練する。
3.すばやく行動する。
4.誠意を持って行動する。
5.組織的に共助する。
■国会議事堂・衆議院第一議員会館見学
一度の見学人数に制限があるため、9月1日(木)と2日(金)に2グループに分かれて国会議事堂と衆議院第一議員会館の見学を行いました。参加者は1日目が12名、2日目は10名でした。
JR浦和駅に集合して、京浜東北線と千代田線を乗り継ぎ、国会議事堂前駅を降りたら目の前が衆議院第一議員会館です。ちなみに、第一議員会館の並びに衆議院第二議員会館と参議院議員会館が建っています。
玄関ロビーには村井秀樹議員の秘書の尾﨑さんが出迎えてくれ、さっそく議員会館の中に入ります。ここはやはり入館チェックが厳しく、空港ゲートのように手荷物や身体のチェックが行われます。想像していた以上にロビーは広くてゆったりしていました。
まずは最上階の12階から、議事堂や総理官邸・総理公邸の上からの眺めを楽しみました。国会は閉会中なので、駐車している車の数は極端に少なく、議事堂周辺の広さがなお実感できました。また、このようなアングルから議事堂を見ることはないため、いい経験となりました。
次に、村井議員の事務室のある9階へ移動しました。廊下の両側は衆議院議員の事務室がまるでホテルの部屋のようにびっしりと並んでいます。12階には岸田総理の部屋もあり、9階には高市早苗議員の表示もありました。事務室は衆議院議員に当選するとただちに事務室が与えられ、逆に落選した場合にはわずか2週間で事務室を退去しなければいけないとのこと。村井議員の事務室では尾﨑秘書から議員会館や秘書の仕事の概略を説明いただいたあと、村井議員が到着され、ご挨拶をいただきました。また、村井議員との記念写真も撮っていただきました。
議員会館のあとは道路を渡って国会議事堂に移動しました。議事堂は重厚な造りで歴史を感じさせる雰囲気でした。議事堂内では中央広間、天皇陛下の御休所、衆議院議場などを見学しました。本会議が開かれる議場はさすがに広くて立派な造りとなっています。国会議事堂の見学記念に全員で集合写真を撮った後、議員食堂で昼食をとりました。昼食後、解散としましたが、皆さん、満足した様子でした。
【9月1日(木)の様子】
【9月2日(金)の様子】
■マンドリン演奏と合唱
8月19日(金)、プラザイースト映像シアターにて安永陽子さんによるマンドリン演奏と、マンドリンの伴奏でみんなで懐かしい思い出の歌を歌いました。
まずは安永さんの自己紹介とマンドリンという楽器の簡単な説明がありました。普段からじかにマンドリンを見る機会がないので、その構造や弾き方など興味深い話でした。
続いて早速、マンドリンの演奏となり、フォスターメドレー、サンタルチア、トロイメライの3曲はいずれも何度も聞いたことのある名曲です。次に埼玉県生まれの作曲家・下総皖一氏の紹介がありました。氏は「たなばた」「野菊」などを作曲した人ですが、私たちにはそれまであまり認識していなかったので、勉強になりました。
休憩をはさんだ後、マンドリンの伴奏で昔懐かしい思い出の歌を合唱しました。新型コロナの感染予防を考慮して、全員マスクを着けたまま、小声での合唱としました。曲目は「うみ」「夏の思い出」「北上夜曲」など、ほんとに懐かしい曲ばかりで制約の中での合唱でしたが、楽しく歌うことができました。
■消費者講座「悪徳商法の事例と未然防止、
対処について」
7月15日(金)、プラザイースト映像シアターにてさいたま市消費生活総合センター 小崎朋恵氏によるさまざまな悪徳商法の事例と対処方法について講演がありました。
最近、火災保険を利用すると屋根や雨どいの修理が無料でできるといった勧誘や、強引な電話セールス、不用品引き取りを口実にした貴重品の買いたたき、注文した品物が届かないといった通販トラブルなど、さまざまな悪徳商法が横行しています。
こうした事例を分かりやすく紹介していただき、さらに参加者による悪徳商法事例を台本による寸劇を行いました。今回の当番班である8班の人たちに協力いただき、寸劇は思わぬ名演で会場は笑いに包まれました。
こうした事例は頭では分かっていても、実際の場面ではなかなか対応できないのが現実です。今回の講演を機会に、少しでも悪徳商法にひっかからないように気を付けましょう。
■歴史講座「鎌倉殿の13人」と鎌倉の良いところ
6月17日(金)、プラザイースト映像シアターにて社会教育主事 中鉢英美氏による「鎌倉殿の13人と鎌倉の良いところ」と題する歴史講座が開催されました。
「鎌倉殿の13人」は、NHKが大河ドラマで放送していることもあり、時宜を得た企画となっています。大河ドラマに込めた脚本家・三谷幸喜の思いから始まり、源頼朝をはじめ、出演する有名な人物の生涯や源平合戦の真実、ドラマでは主役の北条泰時の人物像などを分かりやすく解説していただきました。
最後には、鎌倉の切り通しをはじめ、あまり知られていない名所をスライドを使いながら紹介していただきました。
たいへん分かりやすい解説で、あっという間の1時間半でした。
■浜離宮&築地場外市場ツアー
6月3日(金)久しぶりの室外活動として、「浜離宮&築地場外市場ツアー」を参加者28名で実施しました。午後から天気が急変する可能性があるという予報で、空模様を気にしながら浦和駅に集合し、まずは新橋駅に向かいます。
新橋駅から徒歩組とタクシー組に分かれて浜離宮を目指しました。浜離宮正門前で合流し、入場してすぐにある「三百年の松」の前で集合写真。この時の時刻は10時半。いったん解散し、12時に再び同じ場所に集合することで、各人、思い思いに分かれて広い庭園内を散策しました。天気はまずまずで、少し歩くと汗ばむほどでした。
一周すれば1時間半はかかるという広い園内には、潮入の池には中島の御茶屋でお抹茶がいただけます。(もちろん有料)何人かの方が、さっそくきれいな景色を眺めながらお抹茶をいただいていました。池の周りには、近年新たに建築された御茶屋の建物が3軒、真新しい姿を見せていました。ここはまだ内部に入ることはできません。
12時になり全員無事に集合場所に集まり、築地場外市場へ向かいました。ちょうどお昼時でもあり、場外市場は多くの人でにぎわっていました。ここで解散し、帰りの足に不安のある人は再度集合することを確認し、それぞれ食事やら買い物に散ります。あいにく、昼食時に雷の音が聞こえ、しばらくすると雨模様となりました。それでも、みなさん無事に帰宅することができました。
■講談「名君と名奉行」「お歌合わせ」
5月20日(金)10時より、映像シアターにて講談師・神田山吹さんによる講談を聞きました。
第1部は八代将軍吉宗と大岡越前、それに加えて見沼代用水を作った井沢弥惣兵衛も出てくるお話。
また、第2部は川越藩主も務めた柳沢吉保と妻おそめのお話。
いずれも力強い口調で、皆さん話に引き込まれていました。
■2022年度総会を開催
4月15日(金)10時半より、2022年度総会を開催しました。
議案は以下の通り。
1号議案 2021年度活動報告
2号議案 2021年度決算報告・監査報告
3号議案 2022年度行事計画(案)
4号議案 2022年度収支予算(案)
5号議案 会則の改定(案)
6号議案 2022年度役員体制(案)
すべての議案について山本会長から説明があり、その後、一括して質疑応答が行われた後、賛否を問われた結果、全員が賛成し、各議案についてすべて了承されました。
今期は会員数が53名となり、大きく会員が減少することとなりましたが、お互いに助け合って会を盛り上げていくことで、意識統一を図りました。